在宅医療

在宅医療の実際

ご自宅でさまざまな医療を受けることができます。

ご自宅に帰られると病院にいた時とはちがって、みなさんマイペースでご自宅での生活を楽しんでおられます。
往診医が定期的に訪問してお話を聞いたり診察をしたりして状態を把握し、ご相談の上療養方針を決めていきます。
血液・尿検査や心電図検査、超音波検査などはご自宅で行うことができます。 肺などのご病気で酸素の必要な方は酸素の器械を家で使えますし、神経や筋肉などのご病気で自宅で人工呼吸器を使っておられる方もいらっしゃいます。
必要な時には点滴を受けることもできます。胃ろうや中心静脈栄養など栄養の管理もご自宅で行います。
また、がんの痛みや吐き気、呼吸困難などがんの不快な症状については、さまざまな薬や酸素の器械などを使って病院と同じように対応することができます。看護師の処置や指導が必要な場合は訪問看護を導入します。病院で医師と看護師が協力して患者さんの治療にあたっているのと同じように、往診医と訪問看護師はつねに情報を共有しながら密接に連携してご本人、ご家族の療養生活を支えていきます。

在宅療養において、医療とともに重要なポイントとなるのが介護です。

医療と介護は別々に考える必要があります。
65歳以上の方あるいは40歳以上65歳未満で特定の病気の方は介護保険を利用することができます。
しかし、はじめての場合、一体どんなサービスを利用したらよいのか見当がつかないかもしれません。
そこで、当クリニックでは介護保険の専門家であるケアマネジャーと情報や意見を交換しながら、十分なケア体勢が整うようにご本人、ご家族にアドバイスをしています。 さらに、身体障害者の認定を受けておられる方は障害者自立支援法による居宅サービスを受けることも可能です。
入院中の方は退院前カンファレンスで、すでに在宅療養中の方はサービス担当者会議を随時開いてその時その時の状況にあったケアプランを作っていきます。

お電話075-467-8771でのお問い合せもお待ちしております。

医療法人理智会 たなか往診クリニック

  • 院長 田中 誠
  • 〒602-8376
    京都市上京区一条通御前西入大東町90
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